◆　カバさん新聞　◆

第２０回　ドクターコラム　(2013-09-21)

世界遺産



こんにちは。コラムを担当させていただく岸田です。
今回は今年の夏に行ったフランスのモン・サン・ミッシェルについて書こうと思います。
モン・サン・ミッシェルと言えば、皆さんもご存知の世界遺産の1つです。
世界遺産は全部で981件その内、日本には６月に富士山が登録され、全部で１７件あります。
これは世界で第13位の件数です。
モン・サン・ミッシェルの歴史は708年に始まります。
オーベル司教が大天使ミカエルを奉る聖堂をモン（岩山）・トンブに建ててから、ここは重要な巡礼地の1つになりました。
英国との100年戦争の時も、あらゆる攻撃にもちこたえたモン・サン・ミッシェルの防壁や要塞はフランス国家の　誇りを象徴する場所になりました。モン・サン・ミッシェルは、修道院としての顔だけではなくフランス革命時から1863年までは監獄として使用されています。
夜の見学では、その牢獄や昼には見学できない特別室等も見られるようです。
実際に本物を見ると、建築の美しさやその偉大さに圧倒されます。
当時の修道僧の戒律は厳しく、その熱心な信仰心がモン・サン・ミッシェルを守ってきました。このような所に私たち日本人の心をひきつける何かがあるのかもしれません。
季節を変えてまた訪れたいと思える場所でした。
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　岸田歯科医院　岸田　伊代


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