◆　カバさん新聞　◆

カバさん新聞 NO.７６　(2013-09-21)

歯を抜けたままにしていませんか？



歯を抜いて、もう痛みも無くなり抜きっぱなしの状態、歯医者さんに行っても痛いだけだからそのまま放置している…そんな人はいませんか？
前歯は見た目の問題もありそのままにすることはあまりないでしょうが、奥歯となるとまだ他の歯で噛めるためか、１本だけ抜いたまま治療に来なくなってしまう場合があります。
『抜いたまま、抜けたまま』にしておくと実は結構なデメリットがあります。
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◆抜いた歯をそのままで放置すると…
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上下で噛むことができなくなった歯が、抜いて無くなったスペースを埋めるように伸びてくる。
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ひどくなると抜いた部分の歯肉にぶつかるまで伸びてくる。
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歯の周りの骨も一緒になって伸びてくるため大きなコブのように歯肉が見えるようになってくる。
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両隣の歯が傾いてしまう。
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奥歯にはかみ合わせの高さを支える大切な
役割があり、失うと噛み合わせの高さが低くなり、前歯に負担がかかってしまう。（結果的に前歯の寿命を短くする）
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歯のバランスが崩れ歯並びが悪くなってしまう。
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◆歯だけでなく体にも影響が…
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胃腸に負担がかかる　・顎関節症　・偏頭痛　・腰痛　・肩こり
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◆抜いた後の治し方は？
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ブリッジを入れる（抜いた前後の歯を削って橋渡し）
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入れ歯（部分入れ歯、1本だけでも作れる）
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インプラント（他の歯を削ることなく抜いた部分のみ治療可能。自費治療になります）
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歯を抜いてしまった後は放置せずに歯科医院で担当医と相談して、しっかりと最後まで治療するようにしてください。
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ちなみに・・・
2009年に行った実態調査では健康な歯１本あたり平均１００万円弱の価値という結果が出ています。
大切な財産である歯をどんどん失ってしまうと自分自身の損失が増加、治療費も増加してしまいます。



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